1986-02-24 第104回国会 衆議院 決算委員会 第2号
米の生産調整と農産物の総合的自給力の向上を主眼として水稲から水稲以外の作物への転作の定着化を促進するための水田利用再編対策事業において、事業の効果が十分発現していないと認められる事態が次のとおり見受けられました。
米の生産調整と農産物の総合的自給力の向上を主眼として水稲から水稲以外の作物への転作の定着化を促進するための水田利用再編対策事業において、事業の効果が十分発現していないと認められる事態が次のとおり見受けられました。
したがいまして、「農産物の需要と生産の長期見通し」と同時に、一方において、生産性の向上や、あるいは、国内で生産可能なものはできるだけ国内生産にして総合的自給力をふやす、そういうことも考える必要がありますが、先ほど申し上げましたような地域的意味あるいは環境的意味というものも考える必要があると思います。
したがいまして、「農産物の需要と生産の長期見通し」と同時に、一方において、生産性の向上や、あるいは、国内で生産可能なものはできるだけ国内生産にして総合的自給力をふやす、そういうことも考える必要がありますが、先ほど申し上げましたような地域的意味あるいは環境的意味というものも考える必要があると思います。
国内産麦の管理に伴う財政負担は、国民食糧の安定的供給を確保し、総合的自給力の維持強化のためには必要な経費でありますけれども、また、内外麦を通じた全体の財政負担は、近年、内外麦コストプールの考えの上に立って麦の政府売り渡し価格の決定を行ってきているところでありまして、比較的少なくなっております。
そういう形の中にいかにして四つの施策を中心にやりながら、そして国内で生産できるものは国内で生産するという形の中に生産性を高めながら総合的自給力の強化に努めたい、このように考えております。
そんなことで、実は総合的自給力は、国内での生産性を高め、国土を利用して、そして国内で生産できるものはぜひ国内で生産するという形の中で、また、どうしても輸入に頼らなければいかぬ問題は安定的輸入を図るというふうなことでございます。
このマル南審議の際に、政府に対して、昭和五十三年、「農産物の総合的自給力の強化のための畑作農業の重要性にかんがみ、農業生産の地域指標の試案等を勘案し、本制度の在り方をも含めて、畑作農業の振興のための総合的な基本施策を確立」をしてほしい、こういう強力な推進を図るように附帯決議を付した経緯がこれまでございます。
○川村説明員 ただいまの先生の御質問でございますが、農林水産省といたしましては、申し上げるまでもなく国民食糧の安定供給、さらには食糧の総合的自給力の強化というのが農政の基本でございますので、その基本になります生産力の高い農地あるいは公共投資の対象になりました農地あるいは集団的農地、この種の優良農地というものは極力保全をしていくという考え方で農地政策を進めてまいっているところでございます。
それから、食糧の総合的自給力の強化の観点から、畑作振興はわが国の農政上の重要な課題であるが、そのためには畑作農家の経営の安定を図ることは不可欠なものであります。したがって、水陸稲並みの内容を持つ共済制度の確立の要望が強いわけであります。こういうものを考えて、共済掛金の国庫負担割合を畑作の場合には六割にした。
輪作や田畑輪換方式を積極的に導入し、それを確立させることこそ、生産農家から歓迎され、白書が言う、需給動向に合わせて農業生産の再編成を進めるとともに、総合的自給力の強化を図ることに通ずるものと考えますが、政府の見解を伺いたい。 これとあわせて、農産物輸入については、今後の外圧の見通しと、これに対する政府の対策について、その所見をお伺いしておきたいのであります。
そこで、わが国の場合におきましては、需要の動向に対応して、農産物の総合的自給力を強化するための適切な対策が必要と考えられますが、同時にわが国は、ほかの先進国に比べまして、どうしても農業関係におきまして、安定的な輸入に依存する度合いが強いわけでございますから、この輸入につきまして、安定的なソースを見つけていくということが非常に必要になってくると思う次第でございまして、その配慮が必要である。
そこで、現在推進されている農政のかなめである農産物の総合的自給力の強化と米需給均衡化対策において畑作振興が強調されているときでもあり、畑作農業に対する位置づけというものが重要な意義を持つことになりますし、また基本的施策のあり方というものが本法審議に当たって最も重要な問題であると私は指摘するわけでございます。
北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法及び南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、農産物の総合的自給力の強化のための畑作農業の重要性にかんがみ、農業生産の地域指標の試案等を勘案し、本制度の在り方をも含めて、畑作農業の振興のための総合的な基本施策を確立し、その強力な推進を図るとともに、本法の運用に当たつては、左記各項の実現に努めるべきである
総理は、わが国農業の総合的自給力の向上、農林水産体質の強化に努めることを述べ、さらに自由貿易体制維持を強調する反面、農業を初めとする国内産業に不安と動揺を与えることのないよう配慮すると述べております。 世界的食糧危機のいまだ去らない状況の中で、その国の食糧自給の維持は、その国の独立と結んで緊要な課題であろうと思います。
(拍手) 総理は、国民生活の安全保障から食糧の総合的自給力の向上を施政方針で述べられておりますが、現実に農産物が輸入拡大され、食糧自給率の低下をもたらそうとしているこのことの矛盾を明確にしていただきたいのであります。
次に、米の生産調整、食糧の総合的自給力の向上、牛肉などの消費者価格の安定、漁業の実績と安定操業をどのようにして確保するのかという農業関係の諸問題につきましてお尋ねがありましたが、米の生産調整につきましては、これは御承知のような需給の状態でありまして、生産の調整をするということは、もう本当に緊急の問題になっておるわけであります。
○鈴木国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、米の需給均衡を回復するという問題は、農政上大変重要な避けて通れない段階に来ておりますし、また米以外の主要戦略作物とも言うべき農産物、これも外国にほとんど輸入を依存しているという状況でございますから、こういう面につきましては、転作等によって日本の農業構造を総合的自給力を向上せしむる方向に持っていくということ、これはやはり避けて通れない問題であるわけでございます
めていくということ、そうしてまた生産されたものに対しまして、価格の安定の方向へ持っていくということが、やはり農林水産業の経営の安定の方向へ向けていくべき方向だ、こういうふうに考えまして、生産性の向上ということを強く打ち出しておるわけでありますけれども、これのみによって農林水産関係の経営者の安定ということに参りませんことは御承知の通りでありますので、各般の施策を総合して、そうして経営者の安定あるいは国内の食糧の総合的自給力
従って食糧供給の面においてもこの変化に対応した態勢をとっていく必要があるが、特に農業においては、畜産物の飛躍的増産を中心に合理的生産方式を確立し生産性の向上をはかるとともに食糧の総合的自給力を高め、外貨負担の軽減をはかることが必要となる。
農林水産業につきましては、その生産性を向上し、他産業と均衡のとれた所得を確保することに務めるとともに、拡大する国民経済に対し、十分な食糧と原材料とを確保するため、長期的観点に立って、その生産構造の近代化と食糧の総合的自給力を強化することが必要であります。
農林水産業につきましては、その生産性を向上し、他産業と均衡のとれた所得を確保することに努めるとともに、拡大する国民経済に対し十分な食糧と原材料とを供給するため、長期的観点に立って、その生産構造の近代化と食糧の総合的自給力を強化することが必要であります。
以上のような認識に基き、農林水産部門計画の基本的目標は食糧、原材料の供給力をできるだけ強化し、総合的自給力を高めること、生産性及び所得水準の向上を期し得るように農林水産業の生産基盤を育成強化し、それによって他産業部門との不均衡を是正することである。この基本的目標を短期間に達成することは、産業自体の特性並びに国民経済自体の発展規模、特に雇用面から見て困難である。
以上のような認識に基き、農林水産部門計画の基本的目標は、食糧、原材料の供給力をできるだけ強化し、総合的自給力を高めること、生産性及び所得水準の向上を期し得るように農林水産業の生産基盤を育成強化し、それによって他産業部門との不均衡を是正することである。この基本的目標を短期間に達成することは、産業自体の特性並びに国民経済自体の発展規模——特に雇用面——から見て困難である。」